借りる・返済・取り戻す・投資する【住宅・車・教育・株・FX・仮想通貨】お金のまとめ

借りる・返済・取り戻す・投資する【住宅・車・教育・株・FX・仮想通貨】お金のまとめ

FXの両建ては危険?気になるメリットとデメリットを徹底解説!

FXのトレード方法を調べていると、両建ては避けた方がいいといわれていることが多くあります。そこで、どうして両建てが危険なのかを一気にまとめました。皆さんが気にあるメリットやデメリットから、両建ての仕組みを徹底的に解説していきますよ!

FXの両建てはどうして行うの?

FXについて調べていると、両建てはしてはいけない方法だと書かれていることがあります。WEBサイトでも書籍でも、ほとんどの場合両建ては禁止されています。

そこで、どうして両建てがやってはいけないトレードなのかを確認していきましょう。併せて、両建てのメリットやデメリットなども詳しく併せて説明していきます。両建てのイメージをしっかり掴みましょう!

FXの口座申し込みは5分で簡単!お得な5社を大公開|

FXをやってみたいけれど、口座開設するのに少しハードルの高さを感じることはありませんか?人気のFX会社はどこなのか、そして口座開設の方法を調べてみました。これが意外に簡単で、口座開設するだけでなく、お得なキャッシュバックなどもあり、おいしい副産物までゲットできてしまうかもしれません。手数料なども載せてみましたので、あなたに合ったFX会社が見つかるかも!?自分のための一番を知りたい方、必見です!

そもそも両建ての意味って?

では、多くの人が禁止しているトレード方法の「両建て」とは、一体どんな意味なのでしょうか?一般的なトレードの方法は、「買い」または「売り」で注文をしてトレードを開始します。両建ては、一度の注文で買いと売りの注文をすることを意味しているのです。

また、買いのポジションを保っているときに売りの注文を加える場合も、両建てに含まれることがあります。つまり、同じ通貨で買いと売りの両方のポジションを持っていることを、両建てと呼ぶトレード方法です。

両建てを行った場合は次のように利益が決定していきます。

・チャートが上がった場合、買いのポジションの利益が増幅する。
・同時に、売りのポジションの損益が増大する。
(下がった場合は、利益と損益が逆転します。)

このように、どちらかが利益になり、どちらかが損益になることが確定しています。そして、プラスの金額とマイナスの金額は、同じ金額になります。そのため、負けることはありませんが、勝つこともないトレード方法なのです。

為替差益とは|外貨取引で儲かる仕組みを理解しよう!|

FXが外貨預金など、外貨と両替した後為替変動により発生する儲けを為替差益といいます。この為替差益の仕組みを理解するのがこの記事の目標です。為替差益は何故生まれるのか。税金や仕訳の仕方、また実際に計算してみてどのくらい為替差益が発生するのかなどを紹介します。

両建てのデメリットとは

さて、両建ての仕組みが分かったところで、どうして禁止されていることが多いのでしょうか?単純な理由として、利益にならないからです。どれだけ市場が動いたとしても、プラスの分だけマイナスになるため利益にはなりません。つまり、トレードを行う必要がないトレード方法と言えるからです。

また、FXには「スプレッド」というシステムが必ず存在しています。スプレッドは少々難しいですが、FXの手数料のようなものです。買い注文でも売り注文でも、必要になってきます。そのため、両建てをしていても必ず損をしてしまうのです。さらに、2つの注文を同時に行っているため、2倍の損益となります。

その結果、両建てのデメリットは利益が生まれないという、根本的な問題だといわれています。

【fx基礎】スプレッドとは?原則固定の意味や計算方法まとめ|

FX初心者の皆さん、「スプレッド」の意味をちゃんと理解していますか?手数料無料や原則固定の意味を知らずに、言葉だけを見てお得だと思っている人もいるかもしれません。今回はスプレッドの基本的なことから計算方法まで徹底解説していきますので、初心者の方は是非チェックしてみてください♪

両建てにメリットはあるの?

両建てには、利益にならないという大きなデメリットがありましたが、メリットはあるのでしょうか?一見無いように見えますが、実はメリットはちゃんとあるのです。

両建てのメリットは、利益のみが確定できる可能性があることです。注文は同時に行いますが、決済を別々にすることで、確実に利益を勝ち取ることができるといわれています。どうして、こう言われているのか、その仕組みをみていきましょう。

・両建てをした後のチャートを確認し、動向の分析をします。
・損益が生まれそうな注文を決済し、利益が増えそうな注文は決済しません。
・利益が増えたら、もう一方の注文を決済を行います。

この手順で行えば、利益>損益となり、結果的に利益を得てトレードを終わらせることができるのです。実際に市場の動きを確認しながら決済ができるため、勝率を上げることが出来るといわれています。ただ、利益としては損益分少なくなってしまうため、少量の利益を得るためには適しているかもしれません。

FXのリスクは何?仕組みと取引方法から解説します|

FXという名前を耳にしたことがある人は多いと思います。「お金を増やす」手段の一つらしい、でもなんだか難しそうだし、リスクも怖い。そんなイメージをお持ちの方も多いことでしょう。そんな方のためにFXとはどんな仕組みのものなのか、そしてどんなリスクを伴うのか、についてわかりやすく説明します。

両建てについての疑問は?

両建ての仕組みが分かったところで、色々な疑問について考えてみます。FXを始めたばかりの人や長年トレードをしている人は、どのように考えているのかを確認していきましょう。両建てのことをより詳しく知るための参考にしてください。

両建てをする意味って?

意味ない取引ですか?両建ての意味ってないですか?
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

上記で、両建てのメリットとデメリットを解説しました。ですが、デメリットが大きいためこのような疑問も多いようです。確かに、損益を生む可能性が高い両建てを、どうして行うのか不思議ですよね?

長年トレードを行っている人や専業のプロトレーダーの中には、両建てを効果的に使っているといわれています。それは、「税金対策」としてうまく活用しているのです。FXの利益にかかる税率は20%と定められています。そのため、100万円の利益があるときは20万円の税金が必要になります。

ただ、これは年内に確定した利益が対象になります。また、損益は利益から差し引かれるという特徴もあります。では、上記の100万円の利益を用いて説明していきます。

そのまま確定申告を行えば、20万円の税金を納めることになります。なので、年末に両建てを行います。もし、利益が50万円になった場合は損益も50万円です。そこで、損益のあるポジションだけを決済します。

すると、税金がかかる金額は、100万円−50万円となり50万円が税金の対象になります。そして、収める税金は20%の25万となり、元の金額の半分に抑えることができるのです。残ったポジションは年が明けてから決済することで、損益分+αの利益となります。差し引き0、またはプラスにすることができるのです。

損益がでやすいことをうまく利用した節税対策が、両建ての大きな意味になります。

両建てのメリットやデメリットを詳しく解説!勝てるの?無意味なの?|

株やFXのトレード方法として注目を集めているのが「両建て」という手法です。トレーダーの間では、「必ず勝てる」「意味が無い」と意見が二分されています。今回は両建てのメリットやデメリットをとして、両建ての仕組みをまとめました。合わせて、多くの方が気になる疑問についても解説行きますよ!

両建てで大きな利益は出るの?

FXの両建てで大きく稼ぐ人っているんですか?
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

両建てをするメリットとして、損益のリスクを最小限に抑えながらトレードを行うことが挙げられます。初心者の人でもリスクを気にせずトレードがきるので、大きな利益があれば活用したいですよね。

しかし、結論から述べるとかなり難しいと考えられます。両建ての勝ち方は、ある程度の所で損益のポジションを決済することです。そのため、大きな利益が出たとしても、損益分を考慮すると利益が少なくなってしまうことになります。

両建てをしたことで100万円の幅ができた場合を用いて、具体的に解説していきます。

・この場合は、利益と損益がそれぞれ100万円です。
・利益を得るために、この段階で損益を決済しておきます。(−100万円)
・その後、200万円まで利益が伸びたため、決済をして利益を確定させます。(+100万円)
・総合的な収益は、200万円−100万円となり、100万円の利益が確定します。

もちろん利益が大きくなればなるほど、総合的な利益は増えていきます。ですが、損益が確定していますので、総合的にみると、そこまで大きな利益とはならないのです。

ナンピンも両建てに含まれる?

FXで両建ナンピン手法は利益が出せるか否か?
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

この疑問は両建てに他のトレード方法を組み合わせて利益を生み出せるかという疑問です。両建てによりリスクを抑えて、他の手法で確実に利益を勝ち取るのが最適な方法だと考えています。今回は「ナンピン」という方法を使っているのです。

ナンピンというトレード方法は、簡単にまとめると買い増しです。損益が出ているポジションを、さらに注文することで利益までの幅を狭くしようとする手法のことを指しています。以下で、詳しくナンピンの仕組みを確認していきましょう。

100.00円で買い注文を行った通貨が、90.00円まで相場が下がったとします。

・このままで決済をすれば、10.00円の損益になります。
・この損益を減らすために、もう一度90.00円で買い注文を行います。

これが、ナンピンの手順です。すると、総額190円で保有していることになります。この場合は、5.00円相場が上がれば収益がプラスマイナス0です。最初のときに比べると、リスクは半分に減らすことができるのです。

このナンピンと両建てを同時に行うことで、損益分を減らして利益に変えようとしています。しかし、ナンピン自体が損益を増大させてしまうリスクが高い手法です。利益を安定してさせたい人にはおすすめができません。

会社をまたいだ両建ては?

FXを別会社で両建てしてスワップで稼ぐというのを聞いたのですが現実的ですか?
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

FXで利益を上げる方法の一つとして、「スワップ」という制度があります。スワップは、単純にいいかえると金利のことを指しています。つまり、銀行などと同じようにある一定の期間で、投入した金額を増やすことができるのです。

FXでは、取引している通貨の国ごとにスワップポイントが異なっていることを利用するのです。例えば、スワップ1%の通貨で5%の通貨を購入します。すると、差分の3%分の金額があなたの利益となってくのです。そして、FXでのスワップによる利益は毎日適応されていきますので、日ごとにあなたの資産を増やすことができるのです。

スワップによる利益は確実ですが、注意点があります。それは、決済をした日にはスワップはつかないという点です。つまり、スワップを稼ぐためには、トレードをせずにひたすら待っていないといけないのです。そのため、市場の動向によってはおおきな損益となってしまいます。

そこで、別々のFX会社で両建てを行ったらどうか、というのがこの疑問です。両建てにより、損益分を相殺できるため安定してスワップを稼ぐという考え方です。一見すると、利益が安定しそうですが、大きな落とし穴があります。

強制的にロスカットが起きた場合はその損失を埋めることはできないことです。さらに、会社をまたいでいるため入金が間に合わず、それまで稼いだスワップ以上の損益となることがあります。このようなリスクを考慮すると、おすすめ出来ない手法といえるでしょう。

FXのスイングトレード|気軽に稼げて、副業可能な秘策はコレ?!|

FXのスイングトレードとは、数日から数週間ポジションを保有するトレード手法です。スキャルピングのようにPC画面に張り付く必要がないので、お仕事や家事などで忙しい方でも副業が可能です。FXを始めるにあたり、まずは何から手を付けたらいいのか気になっている方、スイングトレードがオススメ。ベーシックな話をギュッと盛り込みましたので、簡単に早わかりが可能です。これからFXと思っている方、覗いてみてくださいね

そもそも両建ができない?

両建て出来ない証券会社があると聞いたのですが、それは何故ですか?
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

実は、上記のような疑問が度々出ることあります。そもそも、両建てができる会社とできない会社があるというのが本当なのかという疑問です。

結論としては、この通りになります。業界内での規則を作る際に両建てが問題視されたことが原因だといわれています。もともと、両建ては利益にならない手法です。しかし、手数料やスプレッドだけが2倍となるため、FXを提供している会社だけが利益を手に入れることができたのです。

結果としては、両建てが禁止になることはありませんでした。ですが、こうした格差をなくすために推奨してはいけないと金融庁から通知がされたようです。この通知を受けて、会社ごとに判断して両建てを禁止にしたところが出てきました。

禁止はされていませんが、あまりおススメできない方法だと国からもいわれていると、考えることができますよ。

両建て戦法の有効な使い方は?

少し複雑な両建てですが、時として大きな助けとなることがあります。そこで、両建てをより有効的に使う利用法をまとめていきます。知識だけでも身につけておくと、使える武器が増えるためいざという時の切り札になるそうですよ!

長期運用の手助けとなる「つなぎ売り」

長期トレードをしているトレーダーにとって気をつけたいのが、強制ロスカットです。1日、あるいは1時間単位で大きく相場が動いてしまうときがあります。すると、一時的に注文とは逆方向に動いてしまい、損失が現れてしまうのです。

この場合、長期的にみれば利益となる場合でも、強制ロスカットにより損益で終ってしまうことがあります。そこで、市場の動向が逆方向に大きく動いたときに、一時的に動いた方向に注文を入れておくのです。すると、長期運用分の損益と短期運用の利益が相殺されて、長期運用の利益だけが残るのです。

こうした一時的な両建ての手法を「つなぎ売り」と呼び、より大きな利益を確定させることが出来ます。ただ、こうした逆方向への動きは常にチャートを見ていないと分からないため、慣れないうちは長くても「1日」単位でのトレードを行う人が多いのです。

FXの両建ては危険?気になるメリットとデメリットを徹底解説!|

FXのトレード方法を調べていると、両建ては避けた方がいいといわれていることが多くあります。そこで、どうして両建てが危険なのかを一気にまとめました。皆さんが気にあるメリットやデメリットから、両建ての仕組みを徹底的に解説していきますよ!

変動が大きいときは両建てを

市場が大きく変動するときをある程度予想できることがあります。その1つが、各国の経済指標の発表のときです。中でも、アメリカの雇用統計の発表時などは有名となっています。雇用が増えているのか、減っているのかで、今の経済状況を知ることが出来るため、この情報だけで大きく市場が動くことがあるのです。

ただ、大きく市場が変動しますが、発表される前はどう動くのか判断できません。そこで、両建てをしておきます。頃合いを見て損益分を決済しておくことで、利益を勝ち取ることができるのです。どちらか一方のみだと大きく損益を生むことがあり、ギャンブル性が増してしまいます。

そのため、両建てを上手に活用することで、リスクを排除して利益を増やすことが出来るのです。しかし、こうした市場の急激な動きがあるときには、強制ロスカットのリスクが大きくなります。損益のほうが先にロスカットされ、確証金不足により利益のほうまでロスカットされてしまうこともあるのです。

すると、思ったよりも利益が伸びないこともあります。なので、確証金を多めに用意しておくなど、事前の準備も大切ですよ。

損益の「確定」を決済前に行える!

損益というリスクを減らすことが両建ての大きな魅力ですが、上記のような特別な時以外にも、利用することで有利なトレードにすることが出来ます。それは、損益の「確定」という少し特殊な状況を生み出すことです。

損益を確定させるためには、決済をすることが不可欠となっています。ですが、途中で両建てに移行することで、それまでの損益を決済する前に確定することが出来るのです。

例えば、1万円の損益が出てしまった場合、ここで両建てを行うことで、今後どれだけ市場が動いても1万円の損益となります。そのため、損切りを行わないので、確証金を減らすこと無く損益を確定することができるのです。

そして、ここから注文を増やしていくことで、総合的な利益へと持っていくことが出来ます。ただし、この方法でも強制ロスカットの対象となることがあり、場合によっては損益の確定を先延ばしにしているだけのこともあるそうです。必ずしも利益に結びつかないということに、しっかりと注意しておきましょう。

初心者禁止!?その影にあるリスクとは…

さて、記事内でも度々触れていますが、両建てにはメリットよりもデメリット、リスクのほうが高いといわれています。そのため、初心者禁止の手法としても知られているのです。ですが、初心者ほど損益を減らせる両建てを行いたいと思いますよね?では、どうして初心者禁止なのか、メリットに隠れた大きなリスクを確かめていきましょう!

外し方を間違えるだけで膨大な負けに

両建てが初心者に難しいといわれるのが、「外し方」です。つまり、いつ両建てを解消して利益のみを追求していくか、というタイミングを見計らうのが初心者では難しいといわれています。

例えば、両建てにより1万円の利益と損益が確定している場合、上手く外すことが出来れば、今後は利益の波に乗ることが出来るのです。しかし、憶測も見誤ると、損益の波に載ってしまい、さらなる損益を生んでしまいます。1万円の利益を得るはずが、反対に1万円の損益となってしまうこともあるのです。

また、雇用統計などでも必ず両建てが活きるとは限りません。市場には「反発」という動きがあり、大きく市場が動くと、直後には額方向への動きが活発になる性質があるのです。なので、外し方を間違えると、より大きな損益となってしまうことがあります。

このように、両建ては開始するときは簡単なのですが、終わらせるタイミングが非常にシビアな手法なのです。初心者が必ず禁止というわけではありませんが、経験がない初心者ほど負けやすいため、控えておいたほうが良いといわれています。

思いもがけないタイミングでロスカットが…

両建ての有効な方法をまとめるときに何度か触れましたが、FXには「ロスカット」という恐ろしいルールがあります。これは、確証金と呼ばれるトレードの元になるお金を損益が上回らないように、ある程度の損益が表れると強制的に決済されるというものです。

基本的には、確証金がマイナスにならない、つまり借金が生まれないようにする、トレーダーのためのルールとなっています。しかし、雇用統計などの急激な市場の動きがある場合は、「スリッページ」という決済の「ズレ」が起きてしまうのです。

スリッページとは、注文が殺到することで、本来のタイミングとは違った時に決済が行われてしまう減少となります。なので、マイナスにならないギリギリのタイミングでロスカットが起きるはずが、大きくマイナスになってからロスカットされてしまい、膨大な借金を抱えてしまう危険があるそうです。

両建てでは外し方によって大きく利益と損益が変わってしまうとまとめました。そのため、ロスカットではなくてもスリッページが起きてしまうと、外すタイミングがズレてしまい、思いもよらない損益を生み出してしまうことがあります。

両建てを利益のための方法にするためには、シビアなタイミングを見計らうのが大切です。しかし、こうした特性があるため、より初心者には厳しい手法と呼ばれています。

GMOクリック証券 - スリッページについて | FXネオ | サービスガイド

参照元:GMOクリック証券株式会社(2016年11月時点、著者調べ)

税金対策になるけど…

両建てのメリットにもなっている「税金対策」ですが、こちらも必ず利益に繋がる訳ではありません。というのも、同じように税金対策を行っているトレーダーは多いため、年明けの外すタイミングを逃してしまうと、その分が損益となってしまう可能性があるのです。

また、年末年始にはFXには会社も休業となる機会が多くなるため、時間によってはトレードが出来ないこともあります。特に、FXには海外を中心に行われていますので、「大晦日」や「元日」だけでなく、「クリスマス」の前後もトレードが出来ない事があるのです。

ですが、市場自体は動いていますので、年明けのトレード開始時に大きく市場が動いてしまうことがあります。場合によっては、節税以上の損益となってしまうことがあるのです。さらに、年末年始はトレード出来ないから、市場は動きにくいという憶測もあります。

ですが、参加者が少ないからこそ、資金が大量にある人や会社にとっては絶好の狙い目でもあるのです。個人レベルでは太刀打ち出来ない市場の動きを故意的に起こすことが出来るため、それまでの動向が読みにくい年始のトレードは危険視されています。

年末年始のFXの取引時間をチェック!10日間取引休止になる通貨ペア知ってた?|ザイスポFX! - ザイFX!

参照元:株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(2016年11月時点、著者調べ)

2015年末〜2016年始めのFX取引時間は?クリスマスの夜、FXは世界的に全面休業!|ザイスポFX! - ザイFX!

参照元:株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(2016年11月時点、著者調べ)

勝てるかどうかわからないギャンブル性も…

両建ての方法は、一見すると堅実的なトレードに見えることがあります。リスクを極限まで減らして利益を勝ち取るため、勝つために有効な方法かもしれません。では、両建てと通常のトレード、どちらが勝てる確率が高いのでしょうか?

まず、FXの利益と損益の考え方は同じです。注文に合わせて市場がどう動くかということがポイントになります。なので、買い注文をした後で市場が上がるか下がるか、売り注文をした後で市場が上がるか下がるか、という選択肢の中から最適な注文を行うため、勝つ確率は50%と言えるでしょう。

そして、両建ての場合も、外した後にどう動くかという部分がポイントになるため、選択肢としては同じになります。つまり、両建てでも確率としては変わらないのです。

ただ、両建ての場合はどちらが損益を生み出しているかを把握することが出来るため、両建てのほうが確率が上がる気がします。しかし、普通のトレードでもチャートを見れば分かることのため、ここに違いはありません。

なので、両建てを行っても最終的な判断を行う局面になると、結局は普通のトレードを変わらないといえるのです。むしろ、今までの推移が金額となって見えるため、判断を鈍らせてしまい、間違った注文を促してしまうこともあるといわれていますよ。

両建てのメリットやデメリットを詳しく解説!勝てるの?無意味なの?|

株やFXのトレード方法として注目を集めているのが「両建て」という手法です。トレーダーの間では、「必ず勝てる」「意味が無い」と意見が二分されています。今回は両建てのメリットやデメリットをとして、両建ての仕組みをまとめました。合わせて、多くの方が気になる疑問についても解説行きますよ!

「必勝法」に踊らされないことが重要!

FXについて調べているとよく目にする言葉が「必勝法」という謳い文句です。こうやったら勝てる、こうすれば儲けられるといった方法が、さまざまなところで解説されています。実は、両建てによる方法も、よく必勝法として解説されている事があるのです。

ここまで読んでくれた皆様は分かると思いますが、両建てにはリスクが有り、必勝法と考えるのは微妙となっていますよね。確かに、原理だけ見れば負ける可能性は低いですが、実際には通常のトレードと同じ、もしくは、それ以上のリスクがあるのです。

そのため、両建てに限らず、FXの必勝法という魅力的な言葉に惑わされないことが重要だといわれています。もし、何度も必勝を試して勝てるようになっても、その方法が優れているのではなくて、経験が影響しているそうです。

全ての手法には必ずリスクが有ることを前提にして、自分に合った方法を実践していきましょう。

負けないトレードのためにできること

最後に、絶対に勝てる方法ではなく、絶対に負けないトレードを目指すためのテクニックを紹介していきます。勝つことと負けないことは同じようで、大きな違いがあり、負けないトレードは非常に難しい方法だそうです。リスクや損益を最低限に抑えられるポイントを、確かめていきましょう!

莫大な利益も求めない!

FXで損益が膨らんでしまう背景にあるのが、短期間で多くの利益を求めることです。利益だけを求めると忘れてしまいがちですが、FXでは利益と損益は同じ手順、方法で決定されてしまいます。そのため、数秒で数十万円稼ごうとすると、数秒で数十万円の損益が現れてしまうことがあるのです。

そして、FXの利益を大きくするためには、元手となる資金を大量に用意することになります。つまり、資金に余裕がある人ほど設けやすいのがFXなのです。にも関わらず、資金に余裕がない人が短期間での膨大な利益を求めても、手に入らないどころか借金を抱えてしまう可能性があります。

なので、慣れないうちは月に数万円程度から初めて、数百円、数千円の利益をのんびり入手していくことが大切ですよ。FXというと何百万円手に入ることをイメージしがちですが、1ヶ月で1万円の利益を安定して手に入れることが、負けないトレードの基本となると言われていますよ。

ドレード法なら逆指値注文を活用する!

両建てにはデメリットが多いですが、リスクを抑えるというポイントが魅力です。そこで、トレード方法にも目を向けて、負けないトレードを目指すことが出来る方法を紹介します。それは、「逆指値注文」という方法になります。

この注文方法は、買いと売りの基準を自分で決められる自動売買システムのことです。つまり、利益と損益の基準を決めておくことができます。なので、利益を大きくして、損益を少なくさせることができるのです。

例えば、一万円の利益が出たら決済する、5,000円の損益が出たら決済するといったような注文が出来ます。これにより、急激な動きが出たときでも、自分で確認するよりも前に決済できるため、利益を最大限に、リスクを最小限にすることが出来るのです。

ただ、基準に満たないと決済ができないため、大きな波に初めから乗れないことがあります。後から確認したら、後1分待っていればもっと利益が増えていたということもあるのです。ですが、全ては結果論で、後1分待っていたら2,000円損していた可能性もあります。

欲を出さずに少しの利益を確実に回収していくことが、利益を最大限にするトレードには、大切なことなのです。

損益を短期間で回収しない!

損益が生まれてしまった場合、次に取る行動として多いのが、損益分の利益を手に入れ用とすることです。一回のトレードで1,000円の損益が出ると、次の1回のトレードで、その1,000円を取り戻そうとすることがあります。ですが、急な市場の動きで損益が出てしまった場合、その分を回収するのは難しいそうです。

この場合に多いパターンとして、すぐに取り戻そうとしていつもより多めの資金を投入して、同じように負けてしまうことが多いといわれています。そのため、損益が出てしまった場合は、長いスパンで利益になるように新しい気持ちでトレードを行いましょう。もし、気になってしょうがない場合は、FXに向いていないかもしれません。

まとめ

FXのハードルが下がり、1万円あればトレードが出来るようになりました。そこで、両建てというリスクを減して、利益を追求出来るトレード方法が注目されているのです。しかし、両建てを行えば必ず勝てる様になるほど、FXをは甘いものではありません。

なので、両建て以外の方法もきちんと調べて、どうして両建てが有効なのか、上手に利用出来るときはいつなのか、ということを知っておかなくてはいけないのです。それを怠ってしまうと、思いもがけない大きな損益を被ることになってしまいますよ。

両建ては、リスクがある手法ですが、必ずしもデメリットしかない手法ではありません。きちんと適切なタイミングで利用できるように、市場の動きを予測する力を身に付けたり、デモトレードで試したりして、あなたの奥の手として活用できるようにしておきましょう!

公開日: